TOCのアンビシャス・ターゲットツリーとコンサルの選び方

どうも真井です。

共同オーナーをしている沖縄の古宇利島のリトリート施設で、経営者仲間で集まって合宿をしてきました。

海を見ながらだとアイディアもバンバン

今回のテーマはTOC(制約理論)のアンビシャス・ターゲットツリーを作ること。

TOCは『The Goal』の中で出てくる理論ですね。

TOCをめちゃくちゃ端的に言うと「一番問題となっているところを見つけて、そこの改善に集中することで全体最適をしようぜー」って内容です。

いわゆるボトルネック。

同じ時間で瓶(ボトル)の中に入れられる水の量は、瓶の入口の大きさでもなく底の大きさでもなく、瓶の一番細い首の部分(ネック)で決まります。

なので、このボトルネックを改善しないと他をいくら変えても全体の結果は変わらないし、ボトルネックを解消すれば、全体の結果も一気に変わるってお話。

詳しくは『THE・GOAL』を読んでくださいませ。漫画版でもOK。

知っている人も多いかもですが、『The Goal』は世界中で1000万部以上売れていた本だったのに、17年間も日本での出版だけが禁じられていました。

その理由を著者のエリヤフ・ゴールドラット博士はこう言っているそうな。

「日本人は、部分最適の改善にかけては世界で超一級だ。その日本人に『ザ・ゴール』に書いたような全体最適化の手法を教えてしまったら、貿易摩擦が再燃して世界経済が大混乱に陥る」

うーん、時代ですな。

話を戻すと、このTOCの中に、アンビシャス・ターゲットツリーっていう目標達成のフレームワークがあります。

経営者仲間にエリヤフ・ゴールドラット博士の会社で色々な企業に研修をしていた方がいて、「みんなで一緒にやりましょうか」と言ってくださったので、仲間うちでワーク合宿をすることに。

アンビシャス・ターゲットツリー自体は僕も以前から何度かやったことがあったんですが、我流でやっていてだけなので、本家の方にレクチャーしていただきながら実践できたのはめちゃくちゃ貴重でした。

アンビシャス・ターゲットツリーのやり方自体はシンプルで、以下のとおり。

<手順1>目標を書く
<手順2>目標の達成を阻む障害を考える
<手順3>挙げられた障害の数々を使って、中間目標を考える
<手順4>中間目標達成のための行動を考える
<手順5>中間目標達成の順序を考える

これによって、ゴール(目標)からズレた行動をしなくなるし、ボトルネックを見つけて明確な優先順位を決められます。

特に重要なのが、「そもそも、その前提で良いのか?」ということ。

例えばコンサルをしていても、9割以上の人は「新規集客したい」と言うんですけど、「売上が上がらないのは、そもそも新規集客が問題なのか?ボトルネックなのか?」っていうと、全然違うことがほとんどなんですよね。

ってなると、やれインスタだの、やれ広告だの、やれLPだの・・・といってもそれは「前提」の時点で違います。

まったくボトルネックじゃないところに、時間とエネルギーを割きまくっているのでれば、それは圧倒的に非効率。つまり結果は出ません。

最近流行りの「仕組み化しよう」ってのもそうなんですよね。

「仕組み化すれば集客できます!」とかって喧伝しているものも多いですけど、そんなわきゃありません。そりゃ魔法か洗脳です。

仕組み化って、ただの効率化なので。

価値のない(と思われている)もの、価値の伝わっていないものを仕組み化しても意味がありません。

だから僕はクライアントに「仕組み化だけ」を教えることはないし、仕組み化より前の「価値を作れているか」「価値を伝えられているか」の方を何倍も大事にしています。

これができれば、仕組み化での成功率だって断然上がるし、大変なら自分でやらなくても別に業者やプロに任せちゃえばいいんですから。

なので、この「前提」がめちゃくちゃ大事なんですよね。

で、かくいう僕自身も偉そうに言ってますけど、この前提を自分でひっくり返すのって難しいんですよ。

「そう信じ込んでいるから、今そうなっている」わけなので、自分で気付くのはやっぱり簡単じゃないわけです。

なので、大事なのは他人にも見てもらうこと。

今回の合宿でも、自分が書いたアンビシャス・ターゲットツリーをそれぞれ発表して、みんなが質問をしたり、意見を提案したり、アドバイスをしたりしました。

結果、

「そもそも問題は○○だったんじゃない?」
「それって実は○○すれば良いんじゃない?」
「あ、それ○○ですぐ解決できますよ」

ということが続出して、メンバーみんなが一気にブレイクスルーしまくり。まさにボトルネックの発掘って感じで。

このことからもわかるように、コンサルを雇うとしても、この全体最適の視点が自分以上にある人じゃないとあまり意味がないんですね。

特に専門特化型のコンサルの場合、部分最適の専門家なので、「それですべてが解決する(というか、その専門なので、そうしようとする)」という視点がないことが多く、全体最適をするどころか、部分最適に足を引っ張られることがめちゃくちゃ多いので。

それが悪いというわけではなく(その分野ではプロではあるので)、「それは部分最適なのか?全体最適につながるのか?」だけは自分ジャッジできないと、コンサルや業者の言われるがままになっちゃう危険があります。

問題解決のためにお金を払っているのに、問題解決から遠くなっちゃうんじゃ厳しいですので。

ということで、ぜひアンビシャス・ターゲットツリーやってみてください。

ずーーーっと悩んでいたことが、一気に解消される可能性は高いので。

あと、チームや社員がいる場合はリーダーの考えやゴールも共有できるし、「何のためにやっているか?」が明確になるので、めちゃくちゃ良いです。

チームや社員なら、アイディア出しや「前提」への疑いもバンバンみんなで出せますしね。

もちろん、僕のような少数ひとり経営者でもバリバリに使えます。

ではまた!

P.S.

グリーンフラッシュ(夕日が沈む瞬間に緑色に光る現象)が見れた!

沖縄で海の前に住んでいる人でも滅多に見れないらしい

P.P.S.

日本一のよもぎ農家を目指している仲間の結婚祝いのサプライズも最高でした。

なぜこの表情なのかは自分でもわからない

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